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No.4 児玉利文さん

amaterasu.matsumoto 公開日2024年2月10日

 

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3.one for the money two for the…

(松本)
そういえば本場のRHCは資金難で止まっちゃってるんですよね。資金調達の為にロックスター・ゲームズだけじゃない複数のスポンサードを受けたかったけど実現しなかったって主催者がyoutubeで言ってました。

(児玉)
ああ、デイヴィッド・トリンブル。
2回目のRHCにいった時に彼に会ったんだけど本人が200万ドルだったかな?そのくらいの調達金がない限りクオリティを維持できないからシリーズは続けないって断言してたからね。

(松本)
200万ドル…。アメリカは確か道路封鎖に滅茶苦茶お金かかるんですよね。日本と一緒で絶対に警察呼ばないといけないし、さらにその人たちにお給料払わないと駄目みたいな。
でも警察はカーキッチンの周りをたむろするだけで日当を払うのがバカバカしかったと言ってました。sfiDAREは金銭面だったりの苦悩ってあるんですか?

(児玉)
いやどうなんだろうね。最初の方はスタッフとかも交通費自腹で来てくれてたりしたんだけど最近はしっかり旅費とかも払えるようになってきました。うん。
労いとかではないけどさ、ちょっとでもその土地に旅行しに言ったつもりになってくれて、うまいもん食べたりしてもらえたら嬉しいよね。

(松本)
それでも自転車興行って知名度が上がるにつれてライブ配信の必要も出てきたり、警備員も増やさないといけなかったりするじゃないですか。RHCはそことスポンサー費が釣り合わなくなって終わってしまいました。sfiDAREも赤レンガ倉庫でのレースとかCMWCとか段々大規模でクオリティも上がってきているじゃないですか?そこで逆に資金繰りが厳しくなっていかないものなんですか。

(児玉)
資金繰り…。うーん。sfiDAREって今競輪の助成事業なのはしってる?

(松本)
助成事業のシステムみたいなのはよくわからないですが、一応聞いたことはあります。
自転車競技の選手派遣とかってだいたい競輪のそれですよね。

(児玉)
競輪。つまりJKAって助成事業と補助事業の2つの種類があるんだよね。今は助成事業としてご支援いただいているから、以前までと比べると格段に資金面は楽になったよ。
まあそれでもさ、正直赤字にならなくなったくらいの話でさ、レース開催って本当にお金かかる。簡単そうにやってるように見られる事も割とあるけど、基本ずっと赤字。
これいうと夢なくなるかな(笑)
でも俺はRHCみたいに規模を拡大していくよりも、ピストクリテを育成の場だったり交流の場にしたいって思いの方が強い。
自転車って言っても色んな世界があるわけだけどさ、その垣根を越えてピストクリテに集まってくれたりしたら凄くよくない?

(松本)
今日、ピストクリテの講習会まで見させてもらえましたけど、確かにスケボーとかBMXとか色んな畑の人が集まっていましたね。

(児玉)
そう、レースになると競輪選手もBMXライダーもメッセンジャーも来る。ていうか俺の弟子とかメッセンジャー出身でピストクリテ出て今競輪選手目指してるからね。
初めてピストクリテ開催したときは考えもしなかったよね。俺は自分が走る場を作ることしか考えとらんかったから。
でも今は自転車の文化としてピストクリテっていう場が出来て、俺はそれが最高のものに思える。

(松本)
自分の走る場から育成や交流の場へ変わっていったんですね。
そういう心境の変化っていうのは、なぜ起こったんですか。

(児玉)
確か、そうだな、ピストクリテって若い選手がどんどん出てくるもんで、こういう子たちをみていたら、いつからかこの子たちが競輪選手になったら面白いんじゃねみたいなのを考え始めたんだよね。
別に競輪だけじゃなくてもさ、MTBとかロードとか、とにかく何でもいいんだけど、ピストクリテっていう場で自転車のこと好きになってくれてそっから色んな場に羽ばたいていってくれれば素敵だと思うよ。

photo: amaterasu.matsumoto

4. ピストクリテリウムはロードレースの高さに上るのか?

(児玉)
ピストクリテ流行ってほしいんだよな。

(松本)
僕の勝手な想像ですけど、スケボーって人気出過ぎたし、メインストリームが嫌いな人たちはオルタナティブカルチャーとしてローラースニーカーかピストに戻ってくると思うんですよね。ピストブームが起きて、なんかその流れでピストクリテが流行ったりしないもんなんですかね。また規制が強くなって完全にピスト世界が終わるだけかもですけど。

(児玉)
いいんじゃない。俺たちは健全な団体としてやってるから、イリーガルなものとは関係ないし。

(松本)
でもたしかナイキの「ブレーキなし問題なし」の時は健全なアレーキャットレースとかもバッシングされたらしいんですよ。

(児玉)
なーんか似たようなものは全部叩いとけみたいな世間の風潮あるよねー。
まあ確かに普通の人はまずピストとロードの違いすら判んないだろうし仕方ないのかもしれないけどさ。
でもsfiDAREとしてはインスタグラムでそういう街乗りでノーブレーキにするような人に対しては一切関わりませんって声明してるんだよね。

(松本)
あー、
そことはもう絶縁しようって話なんですね。

(児玉)
ただ本当のスタンスとしてはそんな事を俺の知る範囲でやんなって事。個人がどうこう言ってもやる奴はいるしどうしようもないしね。
横浜の時もだけど、ノーブレーキで会場に来る奴ってめっちゃいるんだよ。そもそもメッセンジャーなんてブレーキ持ってないのが普通な人もいるしね。
でもお前らのせいで健全なイベントが無くなったらどうすんのって話。
楽しむ為に来ていてそこでルールを守らないなんてのはあり得ない。
ピストクリテにしたって、CMWCにしたって色んな人や企業の努力や協賛で成り立っているものなのに、そこで一人ルール守らない奴がいて中止になったらどう責任取んの。

(松本)
法に触れるとイベントが立ち行かなくなるって面は確実にありますよね。自転車屋さんのBROTURESとかもブレーキつけろって凄い啓蒙してますよね。
あの人達全員が本当に普段付けて走ってるのか確かめようがないし僕は知らないけど、法令遵守の体面をかなり意識してる。表立ったピストの世界ではそれを凄く感じます。

(児玉)
まあぶっちゃけ、競輪選手も大昔は皆、街道練習でリアしかブレーキついてなかったりしたけどね。
近い話だとさ、矢沢永吉が反社の人をライブ出禁にしてるのって知ってる?

(松本)
なんか聞いたことはありますね。

(児玉)
YAZAWAってやっぱり反社の人たちが結構好きなんだけど、そんな人がライブ会場にいたら怖くて一般人は近づけなくなるし、ファンへのイメージも悪くなるじゃん。だからそういう人は会場に絶対はいれないんだって。つまり一人変なのがいたら全体の空気が悪くなるってことね。結局そこなんだよ。
うちはイリーガルなものを目指していないから、本当にアングラな路線でやりたいなら、sfiDAREじゃなくて自分たちでその辺勝手に走ってやれって話なんだよ。
全然関係ないけど俺が一番むかついたのが、ノーブレーキなのにヘルメット被って会場来たやつね。リスク背負ってんのに頭を守るのは中途半端すぎるだろ?裸で乗ってろやって思ったね。

(松本)
そうとう歪さも抱えている業界だなとは、はたから見て思ってるんですけどですけど、どうですか?
ピストクリテって日本、ひいては世界で流行ると思いますか?

(児玉)
俺なんか五輪競技になればいいと思ってるよ。

(松本)
おおー。それはー。でもXgamesだってあるんだし、長い目でありえなくも無い…?

(児玉)
例えばロードレースのTTステージとかあるじゃん?
あれをさ、代わりにピストクリテやっちゃえば凄い盛り上がると思うんだよね。

(松本)
ワールドツアーのレースでって事ですよね?
あの人等の速度域とかでそんなことしたら死人でませんかね(笑)

(児玉)
まあ何とかなるんじゃない(笑)
日本でもね、流行ってほしいよね。sfiDARE CRITに関しては今メッセンジャー有利なうねりのあるショートトラックでのレースが多いんだよね。でも2024年からは周長の長いスピードコースも作っていきたいし多様性は今後出てくると思うよ。

(松本)
それってRHCとかZURI CRITみたいなハイスピードコースになるってことですよね。
滅茶苦茶楽しみ。

photo: Kenji Muto
これもまたCMWC。みんな学生選手なのかな?

5.多様化する自転車選手

(松本)
そういえば児玉さんは普通のロードのクリテは走らないんですか?

(児玉)
いやロードのクリテ好きだよ草津ナイトクリテリウムとかでてるし。

(松本)
草津ナイト。あのレースってコースもロケーションも最高ですよね。夜だしなんかエモいし。
正直ナショナルクリテリウム選手権ができるくらいのポテンシャルがあると思うんですよ。

(児玉)
ねっ、全然やっちゃえばいいのに。

(松本)
国内のロードレースカレンダーって8月が閑散期だから
その間でシリーズ物のナイトクリテとかやってくれたら熱いとずっと思ってるんですよ。

(児玉)
それをやるなら。夜にやってほしいね、昼間だとお祭り感みたいなのが無い。

(松本)
ナイトクリテのあの空気感は独特ですもんね。
日本も公道ロードレースでの交通規制が凄く大変らしいし、アメリカみたいに周長の短いクリテリウムレースが盛んにならないものなんですかね。
例えばスイスにZURI CRITっていう結構デカいクリテリウムレースがあるじゃないですか。あれとかに日本代表が出たりしたらまあまあ盛り上がりそうな気がするんですけど、それにJKAの補助が降りたりはしないもんなんですかね。

(児玉)
いやー、そういうのはムズかしい気がするけどねー。

(松本)
そうかー。あーいう選手層も厚くてフォトジェニックの強いレースに出て「日本のサムライたちがスイスのクリテリウムで戦った。」みたいなストーリーを押せば面白そうですけどね。NJSフレーム使ったりして。

(児玉)
確かにそういうのはカッコイイとは思うけど、金は出ないだろうね。

(松本)
あ、でもZURI CRITってわりとネクストRHC感あるといいますか、実際固定ギア部門とかあるじゃないですか。この前はそれにEFの選手とかも出てたのかな?
そこに児玉さんたちが出ようみたいな構想はないんですか?

(児玉)
特にないっていうか遠すぎる。
例えば韓国にはKing of Trackってピストレースがあるけど、そこへ行くための飛行機代だけででらお金かかるからね。
スイスとかになると、多分やばいだろうね。

(松本)
円安やだなー。
話戻りますけど、正直JCFがナショナルクリテしたとしても映えは全くないとは思う。
でも日本でクリテリウムレースやるとして、例えば賞金100万円出しますってなったら、多分国内のプロ選手はわんさか集まってレベル自体は凄く高くなると思います。

(児玉)
100万円出すなんてなったら全然海外のプロもくると思うよ。
自転車レースってヨーロッパだろうが本当に賞金安いからね。
これ弟子の橋本英也の話になるんだけど、アイツってリオ五輪落選してから、フランスのクリテリウムに出たんだよね。でもいい選手のいるレースでも賞金はめっちゃ安いらしいのよ。で帰国してきたときに「いやあれどうなんですかね?」みたいな話をしてたから、俺が「競輪選手なればその賞金以上は当たり前に出るよ」みたいな事をいったの。
でもそん時アイツは競輪選手って競輪以外出たら駄目だと思っていたらしい。
だけど俺は競輪選手だけどナショナルチームにいたことあるし、アジア選手権とかも出たことあるんだよね。だから二足の草鞋で両方やればいいんだよって言った。そしたら「受けます。」つってすぐ競輪選手になって、まあそれですぐ受かるのがアイツの凄いところなんだけど。

(松本)
橋本英也選手って会ったことは無いですけど、ロードも競輪もトラック中距離も全部で活躍されてはりますよね。中距離なんて世界選手権でヴィヴィアーニとかとバチバチやりあってた気がする。
しっかし競輪って本当に稼げるんですね。

(児玉)
ロードレースのプロの人口が確か1000人くらい?、競輪はその倍いるし、一応全員が専業で食ってけるからね。
しっかし英也が競輪学校入学したときは大変だったなー本当に。
そん時は東京オリンピック前だから学校入ってる期間に完全に中距離の世界から離れるのは不味かったんだよね。でもいろんな人のご尽力があって何とかW杯に出れることになった。あれもホント、ホント大変なことなんだよ。
英也は学校出てきたときに「いやーやっぱ学校はルールに縛られててきついっすね。」って言ってたけど、お前半年くらいしか入ってねーだろ!
困ったやつなんだけどファンキーで面白い人間です。

(松本)
ナショナルの中距離班では最初に競輪選手になりましたよね多分。その後何人か後を追って窪木選手とかも競輪選手になった。

(児玉)
パイオニアだよね。
でもさ、ああいうマルチさって俺も大事にしているっていうさ、俺の実家の話になるんだけど、俺の父親はすごく厳しくてそれこそ「競輪以外やるんじゃねえぞ。」みたいな人だった。

(松本)
なんか意外ですね。

(児玉)
それで俺みたいなのが生まれてきちゃうんだからね(笑)
俺は本当に手広く何でもやりたいタイプでさ、多分JKAの助成金を使ってる競輪選手って俺くらいなんじゃない(笑)

(松本)
他に聞いたことはないですね。

(児玉)
やっぱ好きなら何でも追及しちゃっていいんじゃねーのかなって思っててさ、英也とかもろそうじゃん。あいつとか確かに凄いけど根はただの自転車好きだよ。好きなものを追求し続けただけっていうか。テオ・ボスとかもまさにそうだと思う。

(松本)
テオ・ボスってスプリントの世界チャンピオンでロードに転向した人ですよね。
sfiDARE CRITにも出てはりましたよね。

(児玉)
ああ、それしってるんだ。
テオはさ、短期制度で来てたときたまたま宿所が隣だったんだよ。
で、向こうが俺のインスタを見ててくれたみたいで認知はしてくれてたんだよね。そこで駄目元でテオに「ピストクリテ出てくれないか。」って頼んだら普通に快諾してくれて出てくれることになったの。

(松本)
そういう流れだったんですね。

(児玉)
その後JKAの人から電話かかってきて怒られたけどね。
「勝手にそういうことしないで下さい」って。

(松本)
やっぱそうなんだ(笑)
でもテオ・ボス本人はよく出てくれましたね。

(児玉)
なんか向こうの国ではドネーションみたいなのが凄いんだって。
テオは「俺たちも小さな大会から始めて大きな舞台に立つことができた。だから俺がこういうレースに出ることの意義は知ってる」って言ってた。

(松本)
うわーそれ、めっちゃかっこいいですね。

(児玉)
でしょ。でもテオもだけど話してると一緒なんだよね。なんていうかただの自転車好きの自転車オタクなんだよ。あんな凄い選手でもやっぱり皆純粋に自転車好きってところがある。
エイヤも、あとブフリ選手とかも今ロード転向してるけど、ホント死ぬほど自転車好きじゃないとあんなん出来ないよね。

(松本)
ロードから競輪行ったり逆だったり柔軟過ぎますよね。

(児玉)
だから生きる上であんまり凝り固まった考えは持たないほうがいいと思う。
競輪選手って自転車は仕事として割り切ってるっていうか、「楽しむなんて考えるな。」みたいな人が沢山いるんだよね。勿論その道を極めた職人肌な選手も恰好いいけど俺にはああいうのは無理だよね。

(松本)
じゃあ若い選手がいたら柔軟になれってアドバイスをしますか?

(児玉)
アドバイスとかは何もないかな、もう好きな事すればいいんだよ。自転車に限らずさ。
余裕ないっていうか凝り固まった人が多いじゃん世の中。もっと適当に生きたらいいと思うんだけどね。いうて俺が二十歳そこそこの時なんかは死ぬほど凝り固まってたから人のこと言えないんだけど(笑)
…いや、でもいたな。競輪選手で好きなことしてる人。
俺先輩にさ、左京源皇(さきょうみなもとのすめら)って人がいてさ。

(松本)
さ、さきょうみなもとのすめら…。それはハンドルネームですか?

(児玉)
いや本名、もうでら変わっとるんやで。
競輪走っとったんやけど、あの人いきなり「チベット行ってくるわ。」って言って一年くらい休んでチベット自転車で一周しにいったんよ。

(松本)
すごい。

(児玉)
で、最終的にチベットで死にそうになったんやと。でも彼が言うにはね、「その時俺には神が見えた。」

(松本)
いやどういうことですか(笑)
それ幻覚剤使ったみたいな話じゃないですよね。

(児玉)
いやわかんない。でも神が見えたんだって。競輪やめてからは今はなんか布教活動してるんやって。もうね、俺らの中では伝説です。左京源皇先輩。

※左京源皇さんは中臣鎌足の直系子孫らしいです。確かに神通力的なものを持っていてもおかしくない家柄。

photo: amaterasu.matsumoto
講習会の様子

6.夢

(松本)
これからの目標とかって何かありますか。

(児玉)
そうだな。自転車全く関係ないけどいい?

(松本)
おお。なんか意外ですね。はい。

(児玉)
でもこれ目標っていうか夢になるんかな?
俺さ車とかバイクとかも結構好きなんだけど、オフロードのバイクが特に好きなんだよね。
でも免許とかはもってなくて。河川敷でちょこっと乗るとかその程度なんだけどさ。

(松本)
モトクロスってやつですか?

(児玉)
それとは違うんだけど、バハ・カリフォルニア半島ってところでバハ1000って言われるオフロードのレースがあるんだよ。これに出てみたい。

(松本)
バハ1000…。ごめんなさい知らないですね。

(児玉)
これはカルフォルニアだからメキシコでやってるレースなんだけど、島の端から端までの1000マイルの距離のタイムを競うレース。

(松本)
でもバイクも必要だし旅費とかも入れたら滅茶苦茶お金かかりそうですね。

(児玉)
思ってるほどかからんみたいよ、旅費とか全部入れて200万とかそんなもんだった筈。

(松本)
200万か…意外としないのかな?
…いやいや200万は高いですけどね。

(児玉)
でも俺はこの経験できるなら200万は安いと思う。

(松本)
児玉さんは出るとなったらバイクはどう用意するんですか。

(児玉)
これね、いやもう夢やと思って聞いてね(笑)
俺は行く前に向こうでカスタムしたバイクを買っておいてそれを現地で受け取って出ようかと思ってる。終わったら売ることもできるらしいし俺はそれでいこうかなと。

(松本)
そこまで考えてはるならもう夢じゃ無くないですか?

(児玉)
正直妻も「あんたはどうせ行くことになると思う。」って言ってる。

(松本)
それでまた「おい、競輪選手がバイク乗ってるぞ。」ってなって、スポンサーついちゃって、今度は日本でバイクレース開くことになるんじゃないですか(笑)

(児玉)
なるのかなー。いやありそうだな(笑)

(松本)
オートレーサーの人とかも一緒に出てくれたりしたら面白そうじゃないですか。

(児玉)
いや、俺さ、オートレーサーにも俺がRHC出たみたいなことをしてる奴がいるのかなって思って調べたことあるんだよ。

(松本)
そうなんですね。

(児玉)
…アメリカってダートトラックのレースが滅茶苦茶人気らしいんだよ。

(松本)
ダートトラック。

(児玉)
ダートトラックって要は、砂利とか土のオーバル。オートレーサーが走るコースの未舗装版みたいなやつで、それってオートレースと結構似てる気がするんだよ。全然わかんないけど。だからそれに参戦しているようなオートレーサーっていねーのかなって調べたんだけど、いないらしい。
だから最近までこういうことしている奴って公営ギャンブル全体でも俺だけなんだと思ってたんだよ。
そしたらこの前、競艇選手がアメリカのジェットスキーかなんかの大会で優勝してて、「うお!こんな奴おるのか!」って衝撃だったね。

(松本)
ありましたよね。なんかどこのメディアにも賞金150万獲得ってでかでかと書いてあったけど、あれ参加するために絶対それ以上の額かかってますよね。

(児玉)
ね、渡航費とかマシンとか絶対150万なんかじゃすまない。
好きじゃないとあんなことできんよ。凄いよあれは。
だからやりたいことはやるべきなんだよ。

(松本)
もうこれは確実にカリフォルニアには行く流れですね(笑)

おしまい

コネなし金なしのところ取材を快諾して下さり、児玉さん本当にありがとうございました。

そして今回である程度このサイトの方針が決まりました!

自分は読み手側を置いて行ったとしても自分の興味を持った事をひたすら書いていこうと思います!

でもこれからこのサイト超流行るので今読んでおられる方は今のうちに拡散すると通ぶれます!

次は2つ構想がありますが、良識派な方が読んだら一笑に付すか怒られそうな内容になると思います!

次回もよろしくお願いします!

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